色々な事を試してこられた方には信じられないかも知れませんが、この話は、まったくの実話です。
私には毎朝の事で悩んでいる妻がいます。
「中国のお茶が良い」と聞けば飲んでみて、
「ごぼう食べたら良い」と聞けば食べてみて、
「ヨガが良い」と聞けばヨガを習いに行き、といった具合で色々試してみたものの、全く効果がなく、
結局強力な下剤で出すといった事を繰り返していました。
下剤は出ることは出ますが、
お腹の痛みは尋常ではありませんし、
常習性も気になります。
おまけに下剤を飲んでも出ない時もあり、仕事中に同僚から 「大丈夫?なんか顔色悪いよ」などと言われる始末。
「下剤飲んでも出ないから顔色が悪いのよ〜」なんて格好悪くて言えません。
私は便秘で悩んだことがないので、妻のそういった死闘を見るといつも
「毎朝の事で悩んでいる人は、人生の半分は損してるな」と
思っていました。
私と妻は旅行が好きでよく出かけるのですが
(でも旅行中って、いつも以上に毎朝悩みますよね・・・)、
先日たまたま二人の長期の休みが合ったので韓国に行きました。
観光の途中、親から高麗人参を買ってくるように言われていたのを思い出し、
早速、漢方の店に行きました。
韓国の人は結構日本語のできる人が多かったので、ふっと私は「毎朝快調になる漢方があるんではないか?」と思い、
聞いてみました。
案の定、店員さんは「良いのがあるよ」と言い、お茶を出してきました。
妻は少しがっかりした様子で、お茶は以前にも飲んだ事があると説明。
そして他に色々試した事も説明したところ、店員さんは「あなたは、このお茶の何を知っているの。
他のお茶と一緒だと思ってるの?日本では売ってない代物よ。韓国では二十五年の歴史があるし、毎朝悩んだら韓国の人は皆飲んでる。一緒にしないでほしい」 と店員さんは怒り出してしまいました。
あとでも、説明がありますが、今すぐお茶の凄さを知りたい方はこちらから
韓国では二十五年も歴史があるのにお茶の名前は、まったく聞いた事ない名前です。
私と妻はお互い気まずい雰囲気になり、お互いの目をチラッ、チラッと 見ているだけでした。
ただ店員さんが、そこまで言うなら良い商品だと確信しました。
最初に口を割ったのは店員さんでした。
「あなたたち、いつ日本に帰る?」
「あさってです」と私
「じゃ、このお茶を飲んで明日気に入らなかったら、お金は全額返してあげるよ」と店員さん
「えっ、ほんとうですか?」と妻。
今まで気に入らなかったら、お金を返してくれるなんて聞いた事ありません。
そのお茶を買ったのは言うまでもありません。
さあ、いよいよ「例のお茶」を飲む時間である、夜が来ました。
妻は左手には下剤、右手には漢方のお茶を持ち、どっちを飲もうといった様子でした。
私は「あれだけ店員さんが、言い切っていたし、信じて飲んでみたら?」と言いました。
妻は、しばらく考えた後、小さく頷きお茶を飲んだのです。
「もっと苦かったりして飲みにくいんだろうと思ってたけど、
普通のお茶の味」だと言っていました。
そして運命(?)の朝・・・
トイレに行く妻を「早く出てきませんように・・・」と、祈るような気持ちで見送りました。
妻がトイレから早く出てくる時は、
快調じゃなかった合図なのです。
そんな私の祈りも虚しく、妻は早く出てきたではありませんか!
目には涙まで滲んでいます。
やっぱり駄目だったか・・・と思った瞬間、妻は私に飛びついて来て、子供のように泣きました。
今までの苦労がやっと実ったという気持ちなんでしょう。
あんなに苦労してきたのにこんな簡単なことで?!
と拍子抜けした気持ちもあったのかも知れません。
ともかく、妻の長い長い死闘はここで幕を閉じることになりました。
よかった〜。